時代が変わると背が変わる?
では、今の身長と昔の身長はどのような違いがあったのでしょうか。
最初にお話しした通り、平均身長の統計は昭和33年からずっととられ続けており、その後についてはどのくらいの身長の変化が生まれたかがわかりますが、それより前についてははっきりした数値が残っていません。ただ言えることは、縄文・弥生時代の日本人は大変小さかった事はわかっています。食べ物が安定的にとれなかった時代でもありますから、当然と言えば当然でしょうか。
その後の身長についてもはっきりした資料はありませんが、ずっと今の様に大きくなり続けてきた訳ではないようです。
やはり栄養状態や時代背景などによって成長の具合は変わっており、たとえば戦国時代には平均身長は伸びており、江戸時代に縮み、戦後になってまた大きく伸びたと考えられています。
ここには栄養状態や環境などが全く関係していなかったとは言えません。人間は成長の為に十分な栄養・睡眠・運動を必要とします。骨や筋肉に刺激を与え、成長ホルモンを分泌させ、そのために良質な栄養が必要であるためです。
戦中は睡眠や栄養を十分にとることができなかった為、平均身長としては小さかったという記録もあるようです。
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